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エリー湖の春 [小がめらの西方見聞録]

1974年の第16回日本レコード大賞受賞曲にこんな歌がありました。
「エリー湖の~、春は~あ~あ~、何も~ない~春です~」

1993年、ニュージャージーからオハイオに転勤前の先輩駐在員が、NYの日本人向けカラオケバーで「襟裳岬」を歌った時の歌唱からの引用です。私は当時ボストンに赴任してまだ1年足らずで、20年の時を経て自分が毎年エリー湖の春を見ることになるとは、当時は予想もしませんでしたが、本当に何もない春です。

五大湖の中でエリー湖は、他の4湖と比較して水深が極端に浅い(最深部64m)ため、水量も少なく(と言っても琵琶湖の16倍はありますが)、真冬には湖面の80~100%が結氷します。撮影ポイントは湖面から10m程の高さですが、ここから見渡せる範囲は真っ白になります。真冬は氷の上を車で走ることもできるそうですが、氷が割れて水没した車の残骸が湖底には多数あるそうです。

(1) 4月になり、氷も随分と融けてきました。オホーツク海の流氷の写真ではありませんよ(笑)
OTH-20150401-001.JPG

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