北米皆既日食ツーリング 【その6】 [旅行]
今日はドライブ最終日。走行距離は短いのでゆっくり走って、午後3時にはホテルに入りました。
(1) さて、今日は山登りの日です。コロラド・スプリングスという都市の西側のロッキー山脈の東のはずれにあるパイクス・ピーク山(Pikes Peak)の頂上(標高 4,314m)を目指します。
日食以来天気には恵まれています。今日も絶好の登山日和。上の写真は標高約2,700mの地点から撮影したものですが、たぶん赤い矢印をした部分が目指す頂上だと思います。
(2) 8/23までの移動経路です。
本日の走行距離 240km、合計5,197kmとなりました。コロラド・スプリングスからI-25Sを少し南下して、US-24Wで山に入り、Pikes Peak Highwayという有料道路で登ります。帰りは元来た道を戻り、デンバーまで北上し、空港近くのホテルに入りました。参考までに、昨日通ったワイオミング州のシェイエンとララミーの場所を書き込んでおきました。
(3) 料金所(標高 2,380m)。既に富士山の五合目と同じ標高です。頂上まで20km弱の道のりです。
一帯が国立公園か何かになっているので、レンジャーと呼ばれる警備隊組織が管轄しているようです。グランドキャニオンの入り口もこんな感じのロッジ風の料金所でした。料金は乗用車1台(運転手込み)で$15でした。この手の道は、同乗者も一人幾ら(大人・子供夫々)で課金されます。(レンジャーの位置付けは、FBIと州警察の中間と考えて戴ければ良いかと思います)
(4) 標高 3,400mあたりだったと思います。高い木がそろそろなくなります。
(5) 富士山の頂上とほぼ同じ高さに来ました。もう木はありません。ガードレールも所々しかありません。
もっと急な崖っぷちの道もあり、運転していて股座がスースーしました(笑) 日本では山道は結構サクサク走ってしまうタチなのですが、今日は何だかもったいなくて行も帰りもゆっくり走って楽しみました。
(6) 山頂まであと数百メートルでしょうか。頂上付近に少し雲が掛かってきました。
頂上の右、雲の手前に黒い点が見えるの分かりますか? ヘリコプターです。頂上付近で交通規制しながら何かの撮影をしていました。4,300mまで上昇できるヘリはそこそこ高性能ですね。そういえばそのヘリ、さっき2,700m付近のロッジの前に駐機してました。
(7) 標高4,314mの頂上です。結構広くて150台は置けそうな駐車場です。
(8) 麓のコロラド・スプリングス方面です。麓の町が標高1,800m位ありますが、そこから2,500m登った眺めです。
(9) COG RAIL(コッグレール)という登山電車の線路です。
頂上までは自動車の他、コッグレールでも来れます。レールの間に歯車があるアプト式鉄道です。ニューハンプシャー州のMt. Washington(標高2,000m弱)にもあって一度だけ乗ったことがあります(煩くて煙たい)。小さな蒸気機関車がけん引する木造客車1~2両の鉄道です。鉄道は一人幾らで課金しますので、自動車も同乗者一人幾らで課金するという仕組みです。
(10) 頂上で記念撮影です。左端のご老人は94歳だそうです。私の隣の奥様が92歳とか。私から尋ねたわけではありませんが、この年齢でここまで来たんだぞ、ということを仰りたかったようです。お元気で長生きなさってください。
(MDT 11:30am時点で気温9℃)
(11) 頂上の山小屋。土産物販売とトイレ&食堂になっています。ここで今回の旅行で初めて食料品以外のお土産物を買いました。
やはり空気が薄いです。若干息苦しく感じるのと、疲れもあって、少し頭がくらくらした瞬間もありました。昨日の朝から標高1,800~2,000mの場所にいるので、多少は身体が馴れていたとは思いますが。
(12) デンバー周辺の地図です。下の方の右向き矢指がPikes Peakです。左上130km離れたところに下向きの矢指、そこが昨年12/26にI-70Wで越えたVail Path(ベイル峠、標高3,300m)です。コロラド州には、探せば他にも車で行ける高いところがありそうですが…。
8/14に渡米した段階では宿は8/20と今日(8/23)の分しか決まっておらず、クリーブランド宿泊中にドライブルートと共に他の5泊を決めました。それまではPikes Peakまで寄るのは無理かと思っていたのですが、ルートを決めていくとデンバー周辺で2泊できることが判明し、急きょ予定に繰り込んだ次第です。同僚のTさんが昨年バイク仲間と訪れた話を聞いていて、一度行ってみたいなぁ…と思っていた次第です。
飛行機代、レンタカー代、宿代以外ではガソリン代が$250、駐車料金等が$50、クリーブランドを出て以降は食事代はゼロで、すべて持参した食料で済ませました。朝はホテルの朝食でしたが、レストランで昼飯や晩飯を食べてる暇があったら走れ走れ!です(笑) サンタモニカドライブの時もそうでしたが。
6日間お付き合いありがとうございました。明朝は4時までにレンタカーを返却して、デンバー7時発のフライトでロサンゼルス経由で帰国します。
それではまた。
小がめら(拝)
(1) さて、今日は山登りの日です。コロラド・スプリングスという都市の西側のロッキー山脈の東のはずれにあるパイクス・ピーク山(Pikes Peak)の頂上(標高 4,314m)を目指します。
日食以来天気には恵まれています。今日も絶好の登山日和。上の写真は標高約2,700mの地点から撮影したものですが、たぶん赤い矢印をした部分が目指す頂上だと思います。
(2) 8/23までの移動経路です。
本日の走行距離 240km、合計5,197kmとなりました。コロラド・スプリングスからI-25Sを少し南下して、US-24Wで山に入り、Pikes Peak Highwayという有料道路で登ります。帰りは元来た道を戻り、デンバーまで北上し、空港近くのホテルに入りました。参考までに、昨日通ったワイオミング州のシェイエンとララミーの場所を書き込んでおきました。
(3) 料金所(標高 2,380m)。既に富士山の五合目と同じ標高です。頂上まで20km弱の道のりです。
一帯が国立公園か何かになっているので、レンジャーと呼ばれる警備隊組織が管轄しているようです。グランドキャニオンの入り口もこんな感じのロッジ風の料金所でした。料金は乗用車1台(運転手込み)で$15でした。この手の道は、同乗者も一人幾ら(大人・子供夫々)で課金されます。(レンジャーの位置付けは、FBIと州警察の中間と考えて戴ければ良いかと思います)
(4) 標高 3,400mあたりだったと思います。高い木がそろそろなくなります。
(5) 富士山の頂上とほぼ同じ高さに来ました。もう木はありません。ガードレールも所々しかありません。
もっと急な崖っぷちの道もあり、運転していて股座がスースーしました(笑) 日本では山道は結構サクサク走ってしまうタチなのですが、今日は何だかもったいなくて行も帰りもゆっくり走って楽しみました。
(6) 山頂まであと数百メートルでしょうか。頂上付近に少し雲が掛かってきました。
頂上の右、雲の手前に黒い点が見えるの分かりますか? ヘリコプターです。頂上付近で交通規制しながら何かの撮影をしていました。4,300mまで上昇できるヘリはそこそこ高性能ですね。そういえばそのヘリ、さっき2,700m付近のロッジの前に駐機してました。
(7) 標高4,314mの頂上です。結構広くて150台は置けそうな駐車場です。
(8) 麓のコロラド・スプリングス方面です。麓の町が標高1,800m位ありますが、そこから2,500m登った眺めです。
(9) COG RAIL(コッグレール)という登山電車の線路です。
頂上までは自動車の他、コッグレールでも来れます。レールの間に歯車があるアプト式鉄道です。ニューハンプシャー州のMt. Washington(標高2,000m弱)にもあって一度だけ乗ったことがあります(煩くて煙たい)。小さな蒸気機関車がけん引する木造客車1~2両の鉄道です。鉄道は一人幾らで課金しますので、自動車も同乗者一人幾らで課金するという仕組みです。
(10) 頂上で記念撮影です。左端のご老人は94歳だそうです。私の隣の奥様が92歳とか。私から尋ねたわけではありませんが、この年齢でここまで来たんだぞ、ということを仰りたかったようです。お元気で長生きなさってください。
(MDT 11:30am時点で気温9℃)
(11) 頂上の山小屋。土産物販売とトイレ&食堂になっています。ここで今回の旅行で初めて食料品以外のお土産物を買いました。
やはり空気が薄いです。若干息苦しく感じるのと、疲れもあって、少し頭がくらくらした瞬間もありました。昨日の朝から標高1,800~2,000mの場所にいるので、多少は身体が馴れていたとは思いますが。
(12) デンバー周辺の地図です。下の方の右向き矢指がPikes Peakです。左上130km離れたところに下向きの矢指、そこが昨年12/26にI-70Wで越えたVail Path(ベイル峠、標高3,300m)です。コロラド州には、探せば他にも車で行ける高いところがありそうですが…。
8/14に渡米した段階では宿は8/20と今日(8/23)の分しか決まっておらず、クリーブランド宿泊中にドライブルートと共に他の5泊を決めました。それまではPikes Peakまで寄るのは無理かと思っていたのですが、ルートを決めていくとデンバー周辺で2泊できることが判明し、急きょ予定に繰り込んだ次第です。同僚のTさんが昨年バイク仲間と訪れた話を聞いていて、一度行ってみたいなぁ…と思っていた次第です。
飛行機代、レンタカー代、宿代以外ではガソリン代が$250、駐車料金等が$50、クリーブランドを出て以降は食事代はゼロで、すべて持参した食料で済ませました。朝はホテルの朝食でしたが、レストランで昼飯や晩飯を食べてる暇があったら走れ走れ!です(笑) サンタモニカドライブの時もそうでしたが。
6日間お付き合いありがとうございました。明朝は4時までにレンタカーを返却して、デンバー7時発のフライトでロサンゼルス経由で帰国します。
それではまた。
小がめら(拝)
こんにちは、小がめらさん。。
今回のお写真も壮大!なアメリカっぽくて(^-^)
で、スカパーで放送してた「ウエストワールド」という
ドラマ(昨年、米国で放送され、続編も製作中とか)を、
今観ていたのですが。。
ふと、ドラマに出てくる風景と、
小がめらさんのお写真が、どこか似てて。。。
調べたら、、ユタ州~でも撮影したドラマでした。。
アメリカって、どこもかしこも、壮大!で、
(8)や(9)みたいな場所がたくさんありそうですけど、
こうして、お写真を拝見すると、
「あーー、ホントにあるんだわぁ」っと、
思っちゃいました。。。
まぁ、、、その米国ドラマ、、面白いってことより、、
私の大好きな声優さんが吹き替えしてるので、
観てるだけなんですけどね(笑)
by チューリップでございます。 (2017-08-24 14:27)
こんばんは。
長い間のドライブお疲れ様です。
ガードレールがあると安心ですが、ないと心理的に、運転怖いですよね。
私は、今は、怖くて、運転できません。
頂上は、9℃だと真冬の服装が必要ですが、大丈夫だったでしょうか?
僕らのポプコンエイジの2018年も石川優子さんは、出るようです。
by sjghd (2017-08-24 19:18)
チューリップさん、こんにちは。早速のお書き寄りありがとうございます。
> 今回のお写真も壮大!なアメリカっぽくて(^-^)で、スカパーで放送してた「ウエストワールド」というドラマ(昨年、米国で放送され、続編も製作中とか)を、今観ていたのですが。。 ふと、ドラマに出てくる風景と、小がめらさんのお写真が、どこか似てて。。。
昔は北海道は雄大で…と思ったものですが、ざっくりしたイメージで言うとアメリカの東半分のスケール感がアメリカの東半分に近くて、アメリカの西半分は桁が違うというのが、米国の東側の北部に住んでいた私の印象です。なので、こうして西の方を旅行すると、スケール感に圧倒されてしまいます。
> 調べたら、、ユタ州~でも撮影したドラマでした。。
ユタ州、ネバダ州、アリゾナ州などはアメリカの壮大なスケール感を出すにはピッタリの撮影場所ではないでしょうかね。
> アメリカって、どこもかしこも、壮大!で、(8)や(9)みたいな場所がたくさんありそうですけど、こうして、お写真を拝見すると、「あーー、ホントにあるんだわぁ」っと、思っちゃいました。。。
私も同感です。本当にあるんだな~と思いながら運転してました。私には肌に合っているようなので、仕事と在留資格があれば住んでみたいと思います。
> まぁ、、、その米国ドラマ、、面白いってことより、、 私の大好きな声優さんが吹き替えしてるので、観てるだけなんですけどね(笑)
好きな声優さんの吹き替えというのは興味を惹きますよね。アメリカのドラマにも面白いものはあるとは思いますが、私はTVドラマは日本の方がクオリティーが高いように思えます(日本人だからそう感じるだけかも知れませんが)。
ありがとうございました。またいつでもお書き寄り下さい。
by 小がめら (2017-08-27 02:21)
sjghdさん、こんにちは。早速のお書き寄りありがとうございます。
> 長い間のドライブお疲れ様です。
ねぎらいの言葉ありがとうございます。好きな運転とは言え、やはりスピードを出すと疲れやすいのと、馴れた自家用車とは違うという事があるようで、6日目にコロラド州に入って以降はペースダウンして制限速度丁度かそれ以下ぐらいで走りました。そうそう、今回も淳子さんの歌に励まされながら運転しました(今回はオンリーではありませんでしたが…)。
> ガードレールがあると安心ですが、ないと心理的に、運転怖いですよね。私は、今は、怖くて、運転できません。
ガードレールは車の転落を防ぐには強度的にはさほどの力はないようですが、あるのとないのでは精神的にはかなり違いますよね。
> 頂上は、9℃だと真冬の服装が必要ですが、大丈夫だったでしょうか?
Tシャツ1枚では寒いですが、ウィンドブレーカーを1枚羽織っていれば大丈夫でした。空気が薄い分、体感温度はそれほど低くなかったのかも知れません。
> 僕らのポプコンエイジの2018年も石川優子さんは、出るようです。
先日教えて戴いたリンクで私も確認させていただきました(ありがとうございました)。石川優子さんのお名前がありましたね。ポプコンエイジが毎年定着するのか、それとも去年は関東のみだったのでことしは関西方面でもということなのかは判りませんが、もし毎年の行事として定着し石川優子さんがレギュラーメンバーになれば、そのうち新曲発表などという事にもなるかも知れないと期待してしまいます。そしてそれ以上に桜田淳子さんにもぜひ活動再開を…と望んでしまいます。
ありがとうございました。またいつでもお書き寄り下さい。
by 小がめら (2017-08-27 02:36)
小がめらさ~ん 今年も残すところあとわずかになってきました。
お元気でお過ごしでしょうか?忙しなさが増しますが御自愛下さり
どうぞ良い年をお迎えくださいね。☆
by ゆうのすけ (2017-12-28 03:45)
ゆうのすけさん、明けましておめでとうございます。
とうとう日本で記事更新せずに2017年が終わってしまいました。
今年も最初の記事更新は@米国になってしまうのか…。
今年もよろしくお願い致します。
by 小がめら (2018-01-02 14:41)