帰国10日前: お引越し準備進行中 [小がめらの西方見聞録]
クリーブランドを出発するまで、あと10日となりました。親しくしさせて戴いている方々のブログも殆どお邪魔できていないのに、自分の記事など書いていて良いのかな?などと思いつつ、でもまぁ…一服という事で。
(1) リビングが猫柄の段ボールで覆われてきます。足の踏み場はありますが、作業スペースが徐々になくなっていきます。
3~4週間前からボチボチ箱詰めは始めていたのですが、まだ道半ば。3/30に米国ヤマト運輸さんが荷物を引き取りに来るのですが、あと3日(昼間は会社)で間に合うのか、段々心配に。
箱詰めが捗らない最大の理由は、仕分けなんです。
(2) 今回は4色のマスキングテープを買いました。(丸いカラーコーディングラベルがSTAPLESで売ってない!)
これを使って、家の中の物をほぼ全て、以下のように分類しながら詰めていきます。
・青色=航空便(所要約10日)
・橙色=船便(所要約2ヶ月)
・黄色=後任者に引き継ぎ(ヤマトさん一旦預かり,家具・家電・雑貨)
・赤色=捨てる
箱に入らない大きさのものや、大きな家具類はテープを直接貼っておいて、引っ越し当日ヤマトさんに梱包していただきます。
(3) 航空便は会社の重量制限が厳しいので、何箱も作れません。
衣類などはこれからの気候を考慮して、何を航空便に入れるか悩みます。その他の雑貨も、航空便に回すものは厳選します。
日本の自宅で私の居場所は6畳一間弱なので、赤印を付けて捨てるものをじゃんじゃん選ばないと、帰国後に嫁さんに絞殺されます(笑)
嫁さんからは手伝い訪問のオファーもあったのですが、3月末は日米航空路線は繁忙期。15~20万円の航空運賃はもったいないので独りでやることにしました。
その他にまだ分類があって、
・後任者引継ぎ品で着任後すぐに使う物(会社の事務所で保管)
・自分がスーツケースで持ち帰るもの(帰国後すぐ使う物)
段々頭の中がこんがらがってきます。
もう一つの理由は、無駄なスペースを極力つくらないように詰めるのと、壊れないように保護と中の配置を考えることです。荷物全体の容積を押さえるため、箱には隙間なく詰めます。船便は容積で課金されるので、無駄なく詰めて箱全体の容積を抑えます。それと、壊れやすいモノの保護の観点から、箱の中での配置を考えます。むしろ衣類などの箱詰めは楽です。結構いい時間が掛かります。ヤマトさんの営業所でパレタイズした後、混載コンテナに搭載され、西海岸まで貨物列車で約4,000km、そこからコンテナ船で約8,000km、日本の輸送もあります。長い道中の無事を祈りながら箱に詰めます。
そして国際引越で面倒なのが、梱包明細表の作成。
(4) 左が引っ越し申込書兼通関手続きの委任状、右がいわゆるパッキングリストで、箱ごとに内容物の個別明細、数量、金額を書き込みます。あとでまとめて書きやすいよう、詰めたものを手帳に仮記載しながら進めます。
引っ越し当日はヤマトさんが梱包する分を書き込むので手いっぱいなので、事前に梱包した分は前日までに清書しておかねばなりません。
パッキングリストは日本での輸入通関手続きに必要な書類ではありますが、自分が後で必要なものを探すのにも大変役立ちます。いわゆる「アレはどの箱にしまったっけな~」という状況です。日本での配送後に、すぐに全てを開梱して整理できるわけではなく、箱のまま長期間放置されることになるので、パッキングリストを詳しく書くことであとで自分の役に立ちます。
(5) のし餅です。
残っていたもち米1袋(2.25kg)を、昨日5合弱赤飯にして、今日は10合を餅にしました。3人の後輩駐在員家族に配ります。これを以て炊飯器と餅つきベーカリーは、引継ぎ用の箱に収納されました。私が作る赤飯とのし餅は、モチロンもち米100%なので美味しいんですよ。
さて、気を遣って後輩達が引っ越しの手伝いを申し出てくれるのですが、力仕事はヤマトさんがやってくれますから何とかなって、事前の箱詰めは分類しながら箱の収まりを見ながら詰めていきますから人に頼みにくいんです。
一番手伝いが欲しいのは、実は引越し屋さんが帰った後なんです。テレビドラマで良くある、引っ越し業者が「これで最後ですね?」と言って最後の1箱を運び出し、家の中は何もなくガラ~ン...。あのような引越ができる人が世の中に本当にいるのでしょうか?
引っ越し業者は大きなものは持って行きますが、最後の片付けまではしてくれません(そういうサービスもあるのか知りませんが)。昨年前任者が帰国した時も、ヤマトさんが帰った後が超大変。シニアの人だったので、私がアパートの3階から外のゴミ捨て場まで何度往復したことか。その他にも、私のアパートに一旦運び込む物を車でピストン輸送。仕事をほぼ休んでまる2日かかりました。
今回もきっと、ヤマトさんが帰った後に、ホテルに一旦持って行くものや、事務所に運んで書類と一緒に送るもの、不要物のゴミ捨て、お掃除などなど、3/31の鍵の返却も夕方ギリギリになりそうです。ゴミが分別不要で何でもゴミ捨て場に放り込めるのが救いです。
お手伝いは3/30午後~3/31午前に人手が欲しいところですが、皆さんいろいろ都合があってなかなか上手く行かないものです。
おっとっと、引っ越しの愚痴が長くなってしまいました。
次はいつ記事が掛けるかわかりませんが、出発前のホテルの部屋でかけるかなぁ...?
それではまた。
小がめら(拝)
(1) リビングが猫柄の段ボールで覆われてきます。足の踏み場はありますが、作業スペースが徐々になくなっていきます。
3~4週間前からボチボチ箱詰めは始めていたのですが、まだ道半ば。3/30に米国ヤマト運輸さんが荷物を引き取りに来るのですが、あと3日(昼間は会社)で間に合うのか、段々心配に。
箱詰めが捗らない最大の理由は、仕分けなんです。
(2) 今回は4色のマスキングテープを買いました。(丸いカラーコーディングラベルがSTAPLESで売ってない!)
これを使って、家の中の物をほぼ全て、以下のように分類しながら詰めていきます。
・青色=航空便(所要約10日)
・橙色=船便(所要約2ヶ月)
・黄色=後任者に引き継ぎ(ヤマトさん一旦預かり,家具・家電・雑貨)
・赤色=捨てる
箱に入らない大きさのものや、大きな家具類はテープを直接貼っておいて、引っ越し当日ヤマトさんに梱包していただきます。
(3) 航空便は会社の重量制限が厳しいので、何箱も作れません。
衣類などはこれからの気候を考慮して、何を航空便に入れるか悩みます。その他の雑貨も、航空便に回すものは厳選します。
日本の自宅で私の居場所は6畳一間弱なので、赤印を付けて捨てるものをじゃんじゃん選ばないと、帰国後に嫁さんに絞殺されます(笑)
嫁さんからは手伝い訪問のオファーもあったのですが、3月末は日米航空路線は繁忙期。15~20万円の航空運賃はもったいないので独りでやることにしました。
その他にまだ分類があって、
・後任者引継ぎ品で着任後すぐに使う物(会社の事務所で保管)
・自分がスーツケースで持ち帰るもの(帰国後すぐ使う物)
段々頭の中がこんがらがってきます。
もう一つの理由は、無駄なスペースを極力つくらないように詰めるのと、壊れないように保護と中の配置を考えることです。荷物全体の容積を押さえるため、箱には隙間なく詰めます。船便は容積で課金されるので、無駄なく詰めて箱全体の容積を抑えます。それと、壊れやすいモノの保護の観点から、箱の中での配置を考えます。むしろ衣類などの箱詰めは楽です。結構いい時間が掛かります。ヤマトさんの営業所でパレタイズした後、混載コンテナに搭載され、西海岸まで貨物列車で約4,000km、そこからコンテナ船で約8,000km、日本の輸送もあります。長い道中の無事を祈りながら箱に詰めます。
そして国際引越で面倒なのが、梱包明細表の作成。
(4) 左が引っ越し申込書兼通関手続きの委任状、右がいわゆるパッキングリストで、箱ごとに内容物の個別明細、数量、金額を書き込みます。あとでまとめて書きやすいよう、詰めたものを手帳に仮記載しながら進めます。
引っ越し当日はヤマトさんが梱包する分を書き込むので手いっぱいなので、事前に梱包した分は前日までに清書しておかねばなりません。
パッキングリストは日本での輸入通関手続きに必要な書類ではありますが、自分が後で必要なものを探すのにも大変役立ちます。いわゆる「アレはどの箱にしまったっけな~」という状況です。日本での配送後に、すぐに全てを開梱して整理できるわけではなく、箱のまま長期間放置されることになるので、パッキングリストを詳しく書くことであとで自分の役に立ちます。
(5) のし餅です。
残っていたもち米1袋(2.25kg)を、昨日5合弱赤飯にして、今日は10合を餅にしました。3人の後輩駐在員家族に配ります。これを以て炊飯器と餅つきベーカリーは、引継ぎ用の箱に収納されました。私が作る赤飯とのし餅は、モチロンもち米100%なので美味しいんですよ。
さて、気を遣って後輩達が引っ越しの手伝いを申し出てくれるのですが、力仕事はヤマトさんがやってくれますから何とかなって、事前の箱詰めは分類しながら箱の収まりを見ながら詰めていきますから人に頼みにくいんです。
一番手伝いが欲しいのは、実は引越し屋さんが帰った後なんです。テレビドラマで良くある、引っ越し業者が「これで最後ですね?」と言って最後の1箱を運び出し、家の中は何もなくガラ~ン...。あのような引越ができる人が世の中に本当にいるのでしょうか?
引っ越し業者は大きなものは持って行きますが、最後の片付けまではしてくれません(そういうサービスもあるのか知りませんが)。昨年前任者が帰国した時も、ヤマトさんが帰った後が超大変。シニアの人だったので、私がアパートの3階から外のゴミ捨て場まで何度往復したことか。その他にも、私のアパートに一旦運び込む物を車でピストン輸送。仕事をほぼ休んでまる2日かかりました。
今回もきっと、ヤマトさんが帰った後に、ホテルに一旦持って行くものや、事務所に運んで書類と一緒に送るもの、不要物のゴミ捨て、お掃除などなど、3/31の鍵の返却も夕方ギリギリになりそうです。ゴミが分別不要で何でもゴミ捨て場に放り込めるのが救いです。
お手伝いは3/30午後~3/31午前に人手が欲しいところですが、皆さんいろいろ都合があってなかなか上手く行かないものです。
おっとっと、引っ越しの愚痴が長くなってしまいました。
次はいつ記事が掛けるかわかりませんが、出発前のホテルの部屋でかけるかなぁ...?
それではまた。
小がめら(拝)
お引っ越し作業お疲れさまです。
一番忙しない時期ですね。ブログの方はどうか御無理なく。^^☆
YAMATO U.S.A.の段ボールは レアかもしれないですね。
初めて見ました。帰国されてら クロネコフリークの方には需要あるかも!^^
ソメイヨシノの開花がやや遅れているというか 気温が低めなので長くもちそうですよ。^^✿
ご無事に帰国できますように!☆
by ゆうのすけ (2017-03-27 17:54)
こんばんは。
引っ越しは、荷造りも大変ですが、日本での開梱もありますので、大変ですね、、
私も、会社では、4月のはじめに、引っ越しがあります。
過去においても、私の会社は、組織変更が多いのと、入居ビルが変わるので、頻繁に引っ越しがありました。
そのたびに段ボールに物を入れたり、エアパッキンでくるんだり、結構大変でした。
今は、会社では、荷物は、少ないですが、25年までは、40個くらいの荷物になったこともあります。
腰など痛めないように、作業をしてくださいね、、
(私は、最近、腰が弱くて、重い荷物が持てなくて、、、)
by sjghd (2017-03-27 19:18)
ゆうのすけさん、こんにちは。早速のお書き寄りありがとうございます。
>お引っ越し作業お疲れさまです。
励ましありがとうございます。元気が出ます。
> 一番忙しい時期ですね。ブログの方はどうか御無理なく。^^☆
今日は仕事帰りに不要物をSalvation Armyに寄付して来ました。捨てるのも忍びない物とか、リサイクルショップで売れてくれればと思うと、捨てるよりは気が楽です。ブログはホテル(3/29-4/4)で時間が取れれば何か一本書きたいですが…。
> YAMATO U.S.A.の段ボールは レアかもしれないですね。初めて見ました。帰国されてら クロネコフリークの方には需要あるかも!^^
アメリカでは黒猫は不吉だか何だかで、20年前にボストンから引っ越した時から既に青猫でした。いま私のアパートには、5年前に来た時に取っておいた黒猫の箱の残りも同居しています。未使用の箱があれば、日本で売れますかね(笑)
> ソメイヨシノの開花がやや遅れているというか 気温が低めなので長くもちそうですよ。^^✿
私の自元は4/01-02に桜のイベントがあるみたいですが、咲いているのかな? 開催が1週間遅ければ間に合ったのですが。
> ご無事に帰国できますように!☆
ありがとうございます。またいつでもお書き寄り下さい。
それではまた。
by 小がめら (2017-03-28 08:17)
sjghdさん、こんにちは。早速のお書き寄りありがとうございます。
> 引っ越しは、荷造りも大変ですが、日本での開梱もありますので、大変ですね、、
そうなんですよね。送る時よりむしろ、日本で受け取る時の方が途方に暮れたりします。器が小さくなるので余計にそうです。
> 私も、会社では、4月のはじめに、引っ越しがあります。
職場の引っ越しも面倒ですよね。机の移動くらいならいいですが。私は引っ越しはホント大嫌いです。
> 過去においても、私の会社は、組織変更が多いのと、入居ビルが変わるので、頻繁に引っ越しがありました。そのたびに段ボールに物を入れたり、エアパッキンでくるんだり、結構大変でした。
sjghdさんの会社も組織変更が多いですか。建物が変わるのはしんどいですが、家賃を節約するためには仕方ないんですかね。ウチの本社も借りているフロアを減らすため、大掛かりな引っ越しがあるみたいです。
> 今は、会社では、荷物は、少ないですが、25年までは、40個くらいの荷物になったこともあります。
昔は図面ファイルや文書ファイルなどが多かったですよね。書類が減ったのは、サーバー上に置いて印刷保管しない書類も多くなっているからでしょうかね。私はどうも、パソコンやタブレットだけで紙を使わないというのはなかなかできません。
> 腰など痛めないように、作業をしてくださいね、、
(私は、最近、腰が弱くて、重い荷物が持てなくて、、、)
ありがとうございます。左の腰にちょっと違和感があるので、気を付けながら箱を持ち上げています。明らかに昔より筋力も落ちていますし。
ありがとうございました。またいつでもお書き寄り下さい。
それではまた。
by 小がめら (2017-03-28 08:27)
こんばんは、
”お引越し”準備お疲れ様です。
私も何度か引っ越しの経験が有るので手配から荷造り引っ越し後の届け出などいろいろ大変なのはよくわかります。
私の場合は費用節約の為、どうしても自分たちで運べない大物だけ業者に頼み、自分たちで運べるものは何度も往復して運ぶようにしていました。
まぁ、私の引っ越しは横浜から横浜へばかりだったので、いろいろな制約や手続きなどのある国際引っ越しとはまったく比較にならないとは思います。
いろいろと大変だとは思いますけど帰国後すぐにあるビッグイベントを楽しみに
体に無理の無いように頑張って引っ越し準備を続けてください。
帰国後の再会を楽しみにしています(^_^)
by shout83 (2017-03-28 23:50)
shout83さん、こんにちは。
> ”お引越し”準備お疲れ様です。
そこに引っかけて来ましたね、さすがです(笑) 私はすぐにピンと来ませんでした、面目ありません (^^;)
> 私も何度か引っ越しの経験が有るので手配から荷造り引っ越し後の届け出などいろいろ大変なのはよくわかります。
米国ヤマト運輸さんとは、初回のボストン駐在の頃からのお付き合いで、とても親切で助かっています。支店が州都のコロンバスなので、当日は300km近くを走って集荷や荷造りに来てもらいます。
> 私の場合は費用節約の為、どうしても自分たちで運べない大物だけ業者に頼み、自分たちで運べるものは何度も往復して運ぶようにしていました。
私も同じで、市内で引っ越した時はなるべく自分で運びました。乗用車に積めない大きな段ボールや中型の家具類は、ホームセンターで安い台車を購入して夜遅くの空いている車道を歩いてガラガラと押して行ったこともありました。
> まぁ、私の引っ越しは横浜から横浜へばかりだったので、いろいろな制約や手続きなどのある国際引っ越しとはまったく比較にならないとは思います。
国際引越が特に大変という事もないとは思いますが、やはり途中に通関というものが入るので、変なもの(輸入禁止品)は梱包しないように気を付けなければなりません。私は持っていませんが、税関で麻薬類やエロビデオなんか見つかったらエライことになってしまいます。
> いろいろと大変だとは思いますけど帰国後すぐにあるビッグイベントを楽しみに体に無理の無いように頑張って引っ越し準備を続けてください。
そうですね。とても楽しみです。それを理由に帰国日を決めた話を地元の友人にしたら笑ってました。でも私には千載一遇の凄く大きな理由です。
> 帰国後の再会を楽しみにしています(^_^)
はい、こちらこそ楽しみにしております。
ありがとうございました。またいつでもお書き寄り下さい。
それではまた。
by 小がめら (2017-03-29 11:57)