SSブログ

【お知らせ】 2016年 夏時間になりました! [小がめらの西方見聞録]

Candies-RC07-002.jpgお読みいただいている皆様こんにちは。
まだまだ寒いですが、北米で夏時間を採用している州と地域では、3月13日(日)から夏時間になりました。日曜日の午前2時に時計を1時間進めましたので、ここ米国東部時間帯では、日本との時差は1時間縮まって-13時間となりました。(日本の正午=こちらは前日午後11時)

8ヶ月後、11月6日(日)に標準時間(日本-14時間)に戻ります。

今年も去年と同じタイトル写真を使っていますが、本記事と右上の写真は“夏”という文字以外なんら関係はありません。昨年も同様に書きつつ、キャンディーズネタを少々書かせていただきましたが、もうあれから1年、早いものです。その時の記事は以下のリンクからどうぞ。
http://willo-tama-ohio1.blog.so-net.ne.jp/2015-03-08

さて、今年は芸能とは関係のない事をつらつらと書かせていただきます。

昨日の夜、1:00am頃に約80分の子守唄音楽のアルバムをかけて床に入り、ふと目が覚めたら3:00am過ぎ。寝ぼけまなこで、「あれ、なんでまだ音楽が鳴ってるんだろう? リピートに...はなってないよな。まぁいいや zzz…」。朝目が覚めたら、7:00am過ぎで「あれ?何でまだ外はこんなに暗いんだ? あぁ、そっか、今日から夏時間だっけzzz…」とまぁこんあカンジで朝を迎えました。二度寝のあと11:00amに起きたつもりがもう正午。2:00am => 3:00amにタイムワープしますから当然ですね。 (^^;)


時計が1時間進むだけでも、不思議と時差ボケを感じます。精神的なものだけかも知れませんが、夜寝ている間に1時間飛んでしまうのは、やはりなんか損した気になります。11月には返ってくるのですが。

米国内でも、例えばここからシカゴ(直線で西に500km)との行き来では1時間時差がありますし、西海岸に行けば3時間の時差があります。それはそれで時差を感じなくはないのですが、移動が昼間だからでしょうか、また短期間に元に戻るからでしょうか、夏時間との変わり目のような損したり得したりという感じはありません。1時間を8ヶ月定期預金するのはちょっと違うみたいです。

また、東部時間帯に住んでいると、合衆国本土ではそれより東がないため、国内で時差のあるところに行くにしても、西(後ろの時間帯)に行きますから、常に最初は時間の得(=もらうこと)から始まります。西海岸まで飛行機に5時間乗っても、着いたら(5-3=2)で時計は2時間しか進んでいませんから、その日は27時間の長~い1日となります。

唯一の例外は、お隣のカナダの大西洋岸地域に行く場合です。ケベック州までは東部時間帯ですが、東の小さな州(ニューブルンズイック州、ノバスコシア州、プリンスエドワードアイランド州)は大西洋時間帯なので、国境を越える時に時計を1時間進めます。よって、その地域に行くときは、旅行が1時間の損から始まります。因みに、合衆国の州はstateと呼びますが、カナダの州はprovinceと呼びます。

※ クリックすると別ウィンドーで拡大できます
OTH-2016-0313-001.jpg

ノバスコシアの先端から北東に100km海を渡ると、タイタニック号の沈没地点に最も近い陸として知られる、カナダのニューファンドランド島があります。そこはニューファンドランド時間帯と言って、さらに時計を30分進めるという変則的な時間帯を採用しています。

島の東端にある首都のセントジョンズは西経52.5度付近に位置し、地理的には大西洋時間帯の中央子午線(西経60度)からは丁度30分相当(経度で7.5度)東なので、30分ずらすのは理に適ってはいます。でもわざわざ30分という半端な時差を採用する必要があるのかな?という疑問はあります。そこに暮らす人達の選択なので、外野がとやかく言うことではありませんが、例えば東部時間帯のほぼ中央にあるニューヨーク市(西経74度)と西のはずれ近くのクリーブランド(西経81度)も経度が7度違うものの、同じ時間帯で気になりません...というか便利です。日本も北海道から沖縄まで一つの時間帯で便利だと思います。

セントジョンズは、北米の最東端でもあるため、歴史上初めて大西洋を跨いで対岸のアイルランド(約3,000km先)と無線通信が行なわれた場所でもあります。また、ニューファンドランド島自体、まだ旅客機がロンドンやパリからニューヨークまで大西洋を一気に飛び越せなかった頃は、給油着陸地だったそうで、島の北部にそのための空港があったそうです。

1998年、車で家族旅行をした際にカーフェリーで島に渡り、さらに900km走ってセントジョンズにも行きました。最も印象に残っているのは、海岸近くの丘の上に建つ元通信施設の小さな博物館です。何が印象に残っているかというと、そこのみやげ物売店のレジにJCBカードの表示があったことです。いまでこそJCBはAMEXとも提携していてワールドワイドかも知れませんが、当時はボストンあたりでもレジでJCBなんて見たことありませんでしたし、大体こんな所に日本からの観光客なんて来るのかいな?と思ったものです。レジのお姉さんに、「いままで、JCBカードで支払いした人っていたの?」と訊いてみたところ、「聞いたことないわね」というようなお返事でした。そりゃぁそうだろうなぁ...。

セントジョンズ市内の海事博物館には、タイタニック号の救助に駆けつけた船舶が現場海域に漂流していたのを引き上げた、木製のデッキチェアーなどが展示されていました。救助に駆けつけたと言っても、当時の船足では現場到着も1日がかりだったと思います。とても間に合いませんね。

この島は地形や自然が変化に富んでいてとても良いところなので、いつかもう一度行ってみたいです。この島の最北端が、北米の自己訪問最北端(北緯51.6度)、セントジョンズが最東端(これは当然ですが)になります。

この時の1998年8月27日~9月9日まで13泊14日のカナダ東部ドライブ旅行は、自分の人生で私用の旅行では最も日数が長く、走行距離6,100kmは一つの旅行としては自身で最も長く、14日間で家族4人の総旅費$1400というのも、遠出の長期旅行としては日単価が最もお安い旅行となりました。


取りとめも無く話が脱線してすみません。

夏時間になり、夕方明るいのは助かりますが、朝は明るくないと目覚めの悪い私には、また暫くは辛い朝が続きそうです。

小がめら (拝)

nice!(4)  コメント(6) 
共通テーマ:地域

nice! 4

コメント 6

ゆうのすけ

日本ではなかなか根付かないサマータイム。^^;
サマータイムと聞くと真っ先に思い出すのが 1978年に化粧品のCMソングとして大ヒットした サーカスの(フランス ミッシェル・フュガンのカバー作)「Mr.サマータイム(夏物語)」ですね。3月25日のリリースだったので 今回のキャンディーズさんが 解散コンサートを目前にした時期でしたっけ。[ザ・ベストテン]は 毎週欠かさず見ていたので 「微笑がえし」を聴く度に カウントダウンが進む寂しさを覚えましたね。。。--;

「夏が来た」は 私が小学校4年生の頃にヒットしたんですが まだ流行歌にさほど詳しくない頃で 「春一番」は知ってたのですが あまり当時の記憶がないんですよね。今では勿論すぐに出て来ます!^^♫~

私も一時間ずらしたら 慣れるまで時間がかかっちゃいそうです!^^;
by ゆうのすけ (2016-03-14 20:20) 

チューリップでございます。。

こんにちわ、小がめらさん。。

夏時間、、、日本では想像できませんわ(@_@)
でも米国だと毎年の事で、、、
当たり前で、、、国民は何とも感じないのでしょうね。
国内線でも時差があるくらいですものね。

小がめらさんご家族の、14日間ご旅行。。。
少しだけ、夫に読んで聞かせたら、
「14日も休み取れるのって米国だなぁー。
で、6100キロってスゲーな。
それで、$1400って?
キャンプ?とかしたのかな。キャンピングカーだったのかな。」
っと。。
また、小がめらさんブログから、我が夫婦会話致しました(^-^)

by チューリップでございます。。 (2016-03-14 21:22) 

sjghd

こんばんは。

サマータイムは、米国や欧州では、導入されていますが、日本では、導入されませんね、、
私は、時差が苦手なので、サマータイムは、導入して欲しくは、ありませんが、、、

東日本大震災の後の夏に、会社では、サマータイムもどきが実施されました。
朝の定時出社の9時が8時に変更されました。
電力不足でしたから、なるべく、節電に協力するということで、実施されました。
朝1時間早いと、きついですね、、、

by sjghd (2016-03-14 22:11) 

小がめら

ゆうのすけさん、こんにちは。早速のお書き寄りありがとうございます。

> 日本ではなかなか根付かないサマータイム。^^;

馴れれば悪くはないとは思うのですが、鉄道のダイヤを5秒刻みで組むようなお国柄では、年に2回時計をいじるのは抵抗があるのでしょうかね。日本はサマータイムにしなくても、国全体が省エネになっていますし。


> サマータイムと聞くと真っ先に思い出すのが 1978年に化粧品のCMソングとして大ヒットした サーカスの(フランス ミッシェル・フュガンのカバー作)「Mr.サマータイム(夏物語)」ですね。3月25日のリリースだったので 今回のキャンディーズさんが 解散コンサートを目前にした時期でしたっけ。[ザ・ベストテン]は 毎週欠かさず見ていたので 「微笑がえし」を聴く度に カウントダウンが進む寂しさを覚えましたね。。。--;

その歌はさすがに私も知っています。でもキャンディーズと入れ替わるようなタイミングで登場したとは認識がありませんでした。「微笑がえし」は私も大好きな歌ですが、いま聴いても寂しさを覚えます。まぁ、そういう歌詞ですからね。


> 「夏が来た」は 私が小学校4年生の頃にヒットしたんですが まだ流行歌にさほど詳しくない頃で 「春一番」は知ってたのですが あまり当時の記憶がないんですよね。今では勿論すぐに出て来ます!^^♫~

私もこの曲の頃はテレビで視てはいましたが、レコードはまだ買っいなかったので、いつだったかと言われるとピンと来ません。レコードを買い始めたのは解散の頃からでした。


> 私も一時間ずらしたら 慣れるまで時間がかかっちゃいそうです!^^;

私は1時間なら1日で大体補正できます。なので夏時間になるのが日曜日で助かります。冬時間に戻る時は、日曜日もそのまま夏時間の時計で過ごすと、月曜日に1時間朝寝坊を楽しめます。

ありがとうございました。またいつでもお書き寄り下さい。

ではまた。


by 小がめら (2016-03-15 14:09) 

小がめら

チューリップさん、こんにちは。早速のお書き寄りありがとうございます。

> 夏時間、、、日本では想像できませんわ(@_@) でも米国だと毎年の事で、、、 当たり前で、、、国民は何とも感じないのでしょうね。国内線でも時差があるくらいですものね。

今年はいつからだっけ?という話題は出ますが、私の周りでは良い悪いの議論はあまり聞こえてきませんね。当たり前になっているのでしょうか。でも州によって夏時間を採用していないところもありますし、州の中でも時間帯の境界線を隔てて採否が違ったりと、“統一しないのが売り”のアメリカらしい現象も見られます。


> 小がめらさんご家族の、14日間ご旅行。。。少しだけ、夫に読んで聞かせたら、「14日も休み取れるのって米国だなぁー。

盆暮れGW等のように会社ごと長期の休みになる時がありませんので、年間10~15日の有休を各自の都合で1週間とか2週間単位でまとめて使うのが定着しています。繁忙期を外して旅行できるので有意義でした。


> で、6100キロってスゲーな。

長距離運転大好き人間なので楽しかったです(もちろん観光もしています)。サンタモニカ往復を実行したら、8,000kmですから記録更新です(笑) あと2,000km足せばデトロイトから東京までの飛行距離と同じです。日にちと道があれば走って帰りたいものです。また、アラスカのフェアバンクスまでは往復14,000kmで道もありますが、2週間では足りないのでこれも妄想のみです。


> それで、$1400って?キャンプ?とかしたのかな。キャンピングカーだったのかな。」っと。。

車はTOYOTA CAMRY 2.2Lセダンでした。私はキャンプとか全然ダメな人ですが、野営でないことを除けば、やっていたことは似たようなものかも知れません。

基本的に外食なし、たまに利用する程度。炊飯器に米と缶詰・ふりかけ・レトルト食品、ナベと電熱器にうどん蕎麦スパゲッティなど持参。車のトランクは荷物で満杯でした。牛乳・ジュース・ヨーグルト・果物は現地調達。朝食はホテルの無料があればそれを食べるか、ご飯を炊き、ついでに昼のおにぎりを作る。夜は部屋でご飯か麺。チキンマックナゲット&バーベキューソースをテイクアウトしておかずに白飯(唐揚げ定食替わり)という日も。たまには現地の名物も食べましたけどね。

宿は専らモーテル(良くてDay's Inn)。当時は今より全然安くて、ツインベッドルームに家族4人(大人2人目$10追加,子供は無料が一般的)でCAD$50~$80程度。13泊でCAD$1000以下。当時はCAD$1=US$0.70くらいだったので CAD$1000 => US$700
ガソリンはリッター40円くらいでしたから、6100km÷11km/L=550L ×40円=22,000円 => US$220
有料道路は殆ど無く、フェリーなどもそんな高くなかったので、食費を入れても$1400で収まりました。大体計算合いますよね?(笑)


> また、小がめらさんブログから、我が夫婦会話致しました(^-^)

いつも私のブログを話題にしてくださってありがとうございます。これからも折に触れて話題を提供できればと思います。

それではまた。

by 小がめら (2016-03-15 14:50) 

小がめら

sjghdさん、こんにちは。早速のお書き寄りありがとうございます。

> サマータイムは、米国や欧州では、導入されていますが、日本では、導入されませんね、、私は、時差が苦手なので、サマータイムは、導入して欲しくは、ありませんが、、、

日本ではお国柄似合わないですかね。個人的には良いとは思いますが、まぁ無理してまでは思わなくなりました。


> 東日本大震災の後の夏に、会社では、サマータイムもどきが実施されました。朝の定時出社の9時が8時に変更されました。

時計の指示時刻に対して日が長くなるのがサマータイムですからね。時計がそのままで時間だけ繰り上げたのではしんどいですね。時計を変えて皆が一斉にやらないと意味がないと思います。


> 電力不足でしたから、なるべく、節電に協力するということで、実施されました。

アメリカでは夏時間導入での省エネや交通事故減少など、まぁそういう効果あるかなという気はしますが、日本はこれ以上の省エネになるのですかね。もう十分省エネな国だと思いますが。


> 朝1時間早いと、きついですね、、、

そうですね。でも時計ごと替えるので、きついのは変わりっ鼻だけかも知れませんよ。私のように、朝が暗いと起きられない人は別ですが(笑)

ありがとうございます。またいつでもお書き寄り下さい。

それではまた。

by 小がめら (2016-03-15 15:07) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。